強み・弱みじゃなく、単なる特徴
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先日、
数十年来の友達と飲みました。
その友達(Aさん)は
何だか不調が続いているそう。
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そんなAさん
「自分の強みって何だろう…
なんだと思う?」
と僕に聞いてきました。
僕が答えに窮していると
Aさんは
「自分の弱みは○○で…」
と言った後
少し間を置き、
「あ~~~(ダメな自分)」
的な発言をしていました。
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これって事業者さんと
話していてもよくあることです。
「弱みは、すぐに
10個くらい思いつくのですが、
強みは全く思いつきません」」
とおっしゃる事業者さん
がいらっしゃいます。
逆に
「わが社は○○という強みがあって、
さらに○○という強みもあり、
また○○も強みだと思っています」
とおっしゃる事業者さんも
いらっしゃいます。
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本人による
自分に対する認識と
他者が認識している自分。
そこに乖離がみられることも
しばしばありますが、
本日お伝えしたい内容は
それではないのです。
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僕が今回お伝えしたいのは
【強み・弱みじゃなく、単なる特徴】
ということです。
よく
「メリット・デメリットって表裏一体」
って言いますよね。
強みと弱みも表裏一体だと思うのです。
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僕の例を示しますね。
僕は学生の頃から
勉強が出来ませんでした。
なので落ちこぼれた人の気持ちは
わかる方ではないかと思うのです。
さて、さて、
「僕の勉強できなかったエピソードは
強みでしょうか、弱みでしょうか?」
と問われても、
答えに窮すると思いませんか?
同様に
「僕のカッコよくない
見た目って
強みですか、弱みですか?」
と聞かれても、本当のところ
分かりっこないですよね。
そりゃーちやほやされない
寂しい青春時代
だったのですけが、
カッコよすぎて相手が緊張する
などは皆無です。笑
その点については良かった!!!
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一旦、自分で
「○○は弱み」と
決めつけちゃうと、
せっかくの特徴を活かしきれない
おそれがあります。
それに
時代によって
「強み」と思われていたものが
「弱み」になっちゃうことって
枚挙にいとまがありません。
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一見、
「弱み」と思われることを
いかに「強み」としてとらえなおし
戦略を構築していくか…
このことが問われている
のかも知れませんね。
※言うは易く行うは難し
ですが…
その視点は忘れないでおきたい!!!
結局、都合の良い方に
解釈した方が人生は楽しい!
そんな気がします。
P.S.
とはいえ、
「強み」「弱み」と区分することに
よって、相手に説明するのが楽
ではあるようです。