話をしないから悪い方に想像し→ネガティブ


「人は一人では生きていけない」

と思います。

それは

「他者と関係を持ち続けなければ
生きていけない」

とも言い換えられると思います。


しかし、現実問題、

自分が所属している
コミュニティの中に

「この人とは関係を持ちたくない。
出来れば話したくない!!!」

と思う人の一人や二人いる。

それが
普通ではないかと思うのです。


例えば、

同族経営での親子関係。

「あいつ(息子)とは
話したくない」
という経営者(父)

「父と話しても無駄」
という後継者(息子)

そんな関係、
よ〜くお見掛けします。


特に男性同士はしゃべらない
(ライバル関係になってしまう)
傾向が強いので、

経営者の父と後継者の息子の場合、

だんまりを決め込んでいる
ように見受けられる

そんなこともしばしばあります。


しかし、

この状態が長く続くと

「相手はこう思っているに違いない」
と(勝手に)悪い方に想像し、

ネガティブな感情に
包まれることもしばしば。

(↑経営者であった生前の父と
僕の関係がそうでした)


そんな時は
どうにかして

親子間コミュニケーションを
図っていきたいもの。

そのためにも
家族会議をご活用
頂きたいと思います。


家族会議では
参加者それぞれが

「今、感じていること」

「今、考えていること」

「今、お願いしたいこと」

を会議の参加者に向け
発信する仕組みを
作るべきです。

というのも

多くの家族会議では
しゃべりすぎる人と
しゃべらない人が
固定化されるので、

何らかの工夫をして、全員が
今の気持ち・思っていること
を均等にしゃべれるように
することが重要!

と感じるからです。


その工夫は、

カードを使うでも、

ホワイトボードを使うでも、

持ち回りで
議題を出すでも、

司会進行役が
しゃべらない人に対し
意見を求めるでも…

何でもいいと思います。


どちらにしても

心理的に安心できる
家族会議という場で
皆に自由に発言機会が
与えられないと、

社内を不穏な空気が覆い、

業績低下を招くように
なります。


相手が思っていることを
知っておくことって

超大事と思う今日この頃。


僕は同族企業の業績低迷は

この家族内での情報共有が
欠けているのでは…

と感じることが
しばしばあります。

P.S.
僕もそうなのですが、

思っていること・考えていること
が言語化できない人がいます。

例えばですが…

高性能なPCと型遅れのプリンター
のような人がいます。

考えていることは
素晴らしいのですが
意見を表出することが苦手。

しかし、
そんな人の意見って
カッターのように切れ味
抜群です。
鋭い意見を出してくれます。

逆に

昔のOSで頻繁にフリーズするPCと
最新のレーザープリンター
のような方もいます。

とにかく機関銃のように
よくしゃべる。
ホントしゃべる。

そんな人は、

はじめは凄いことをしゃべっている
ように思えても
すぐに中身がないことに気づく。

(失礼な!ごめんなさい)


自分と相手について、
「PCとプリンター
どっちの性能が優れているか?」
と考えること。

そうすると少しは
優しく接することが出来るのでは…
なんて考えます。


しかしな〜、
ここで我に返る。

アップデートされない常識、
緊張すると、すぐどもる。

そんな僕はPCとプリンターの
どちらを買い替えればいいのだろう?

僕の人生、やり直しが必要???

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