賑わいを演出しなきゃ、お客様は店に入ってくれない


広島に帰省して
お好み焼きばかり
食べて来ました。

食べた回数
2泊3日の滞在で5回です。

血液がお好みソースに
なるまでお好み焼きを
食べ続けたい!
(今の僕の願望!!!)

ところで、広島県民は
飲んだ後の締めのラーメン
ではなく、

飲んだ後の締めのお好み焼き
の人が多いです。

(↑多分ですけど。
それとも僕の周りだけかな…)


広島市内には

一つの建物の中に
複数のお好み屋さんが
入店しているビルが
いくつかあります。

僕はお好みを食べようと
あるビルに入りました。


ビルに入って
エレベーターに乗り
目的の階に到着。

エレベーターを降りて
店の方を見てみると

エレベーターに近い店は
お客様で客席の8割が
埋まっていることが
わかります。


僕はとりあえず
そのフロアのお好み屋さん
(10店舗位)を
全部見ようと歩き出しました。

すこし歩いてみると…

奥の店のほとんどは
お客様は誰もおらず
何だか寂しいな~
と思いました。

その後、再び歩き始めると
激しく呼び込みをする店が…

「迷っているならどうぞ」
とか

「今、席が空いたのでどうぞ」
とか

威勢よく言葉をかけてきます。


僕は

「まぁ、良いか」
と思い、
そのお客様が一人もいない店の
丸椅子に座り注文。

(鉄板を前にして
通路を背にして座りました)


注文後、いつものように
店を観察し始めました。

客席数は17。

従業員さんは40代以下
と思しき人4人で
店を回しています。

なかなかに固定費が大変そうです。

客席の回転率が高くないと
商売は難しいかも…
なんてことを思いました。


入店してから
僕が食べ終わるまで
40分くらいでしょうか。

食べ終わった時刻は
お昼の12時。

その間、誰一人として
お客様は入店しませんでした。


しかし僕が食べている間

何人かのお客様は
その店の前を
通りがかっていたようです。

それは
お客様が店前を通る度に

「今、お席が空きました。どうぞ」
と店員さんが
声掛けをしてるのでわかります。

しかし、僕は心の中で

「ずっと席は空いているよ」
と本当のことをつぶやきます。
ゴメンナサイ


が…

店の方にしてみれば

「今、お席が空きました」
と声掛けしないと
賑わっている感が演出できないので
そうしているのだということに
思い至りました。


(話変わって…)

知らぬ土地に行って
一人で居酒屋を探す場合、
僕はうろうろさまよいます。笑

先日行った
ある県の飲み屋街地区は
30軒ない感じ。

狭い地区なので2周しました。


結局、

外から見て
お客様がある程度入っている
店に入りました。

やはり一人で
お客様が誰もいない店に
入るのは勇気がいります。

(これまで勇気を出して
誰もいない店に入ったことは
ありますが、
いずれも何らかの不満が
あったのは事実です)


そんなことを考えるに
「賑わいを演出する」
ことは絶対に必要と思います。

賑わいがないと
お客様は入店に抵抗感を
抱くと思います。


時々

店内から
外を見ている(凝視している)
従業員さん
いらっしゃいませんか、

また

店の外で腕組みして
通りを眺めている
店主さん
いらっしゃいませんか。


暇でそうしたくなる
気持ちはよくわかります。

しかしその行為こそが
ますます店を暇にしている
原因かも知れません。


動きがない店は
デッドスペースのように
見えます。

掃除でも何でもよいので
とにかく動くようにしてください。

「掃除は行き届いており
もう十分きれいだよ」
と思われても

それでも掃除などを
してください。

磨き上げられて
ピカピカな店内の方が
お客様は喜ばれるはずです。

P.S.

暗い店
(照度が一定レベルない店)
だとお客様の
印象がどうしても悪くなります。

照度も気にしてください。
(電気代が勿体と
思われるでしょうけど…)


飲みに行く人たちが
いなくなっている地区も
多いようです。

昔ひいきにして下さったお客様は
もう家から出てこない
もしくは鬼籍に入られた方も
いらっしゃるはず。

それで新規客が獲得できないと
その店の売上は上がりません。

何らかの新しいことを
考えなければいけないのだと
思います。

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