飲み会でのジェネレーションギャップ
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10人位で飲みました。
メンバーの年齢構成は
ほとんどが70歳より上。
80歳以上の方もいらしゃいます。
僕は今57歳ですが、
僕と同世代はいません。
あとは
僕より下の50歳前後の方が
2人でした。
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人数が多く、
元気で、声が大きい
70歳以上の方が多かったので
その方々がよく喋られ、
僕以下の世代の人が
それを聞いていました。
70歳以上の方々は
「若い頃はよく仕事したね~」
「残業は月100時間以上だった」
「でもあの頃は楽しかった」
「残業代は全て使った。お酒とか、車とか…」
「あの頃、特に日本の製造業が強かったね~
その他の産業もつられて業績が良かった」
とおっしゃいます。
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僕は
経年の日本のGDP折れ線グラフを
頭に思い浮かべながら
「世代によって経済に対する
認識の違いってあるよな〜」
と思いつつその話を聞いていました。
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「ジャパン・アズ・ナンバーワン」
と言われていたその時代。
日本経済はこのまま伸びていくと
多くの人が信じていたことと
想像します。
ある種の熱狂があり
1980年代後半のバブルへと
向かっていく時代。
ちなみに、その頃、
僕は高校生もしくは大学生でした。
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飲み会にて、
宴もたけなわ状態を折り返し
少し経って
70歳以上の方のお話が
少し途切れました。
その暇(いとま)で
50代前半の方が喋り始めます。
「皆さんが今おっしゃっていた
"良かった時代"は
皆が報われたように思うのです。
一生懸命長時間働けば、残業がついて
金銭的にも報われたように思うのです。
でも僕たちの時代は
就職に苦労しました。
やっと就職できたとしても
残業もつかないのに
遅くまで仕事をし終電を逃し、
しょうがなく何度も会社で寝ました。
将来が見通せず
会社にしがみつくことしか出来ず
鬱になる仲間もいました」
と…
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一同、黙り込む。
チーン
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考えてみれば
このようなシーンって
あるあるかも知れませんね。
どこでも見かける光景
だとも思います。
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年配の方が多い会社で
会議をしていると
つい昔話になり
若い世代が置いてけぼりになる。
僕はそう光景を
たくさんたくさん見てきました。
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日本の逆三角形の人口ピラミッドを
見てもらうと分かるように
どうしても団塊の世代の
人数が圧倒的に多いのですよね。
そしてその方たちは
一定の役職についていらっしゃる
(いらっしゃった)ので
発言権のようなものをお持ちで
よく話されます。
すると
就職氷河期(≒団塊の世代ジュニア)
以下の方は置いてけぼり。
彼らは、
年配者の話を聞きながら、
ボ~っとしたり、
下を向いたり
飲み会だと
たまに年配者にお酒をつぐだけ…
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日本が停滞している理由の一つが
この辺りにあるのかも知れません。
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会議のファシリテーションをしていて
よく思うのは
【喋らない(喋れない)若手の話を聞いて欲しいな~】
ということ。
事業承継もそうですが…
そこから始まる、のだと思います。
PS
一方で
戦後の日本を牽引し高度経済成長を
成し遂げた方々。
ご尊敬申し上げ
また感謝しております。
ありがとうございます。

