キャバ嬢さんから「売上」について学ぶ
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カフェなどに入ると
ジョシのコイバナを聞くこと
があります
(聞こうと思ってなくても
自然と耳に入ってくるのです)
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コイバナを聞いていると
今どきの恋するジョシが何を想っているか?
ジョシが恋するダンシのどこが好きで
そのダンシにどのようにしてもらいたいか?
が会話より推測できます。
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だいたいそういう時のジョシは
「恋するダンシに何をしてあげたいか」
という話題にはなりません。
多くの恋するジョシたちは
ダンシに"してもらう側"
でいたいようです。
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その他
話を聞いていると
恋する
ジョシとダンシの考え方の違い
や
最近の若い方が何を考えているかも
見えてきます。
そのことは実はとても勉強に
なっています。
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さて、さて…
先日、
コーヒーを飲みながら考え事をするため
渋谷のマックに入りました。
すると
偶然キャバ嬢お二人の隣に座りました。
一人がキャバ嬢の先輩のようで
もう一人が新人さんのようでした。
先輩はスマホの電卓機能を用い
売上を計算しながら話しを
していました。
僕はすかさずノートを広げ
キャバ嬢さんたちの会話を
忙しくメモし始めました。
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ちなみに…このような時の僕、
行動は早いです笑
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ところで…
売上ってどのような構成で
成っているでしょうか?
よく聞かれるのは
・売上=客数×客単価
です。
これを以下のように表現する人もいます。
・一定期間の売上=客数×客単価×リピート率
さらに「客数」と「客単価」は分解することが
出来ます。
・「客数」は新規顧客+既存顧客に
・「客単価」は買上個数×買上単価に
分解することが出来ます。
上記すべてを繋げると
・一定期間の売上=
(新規顧客+既存顧客)×(買上個数×買上単価)×リピート率
となります。
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(話をキャバ嬢さんに戻します)
彼女たちの計算の前提は以下です
・キャバ嬢さんの一か月の稼働日数は22日
・客単価は1万円
・店が広くないので15人しか入れない
・キャバ嬢1人で月に220万円の売上げを作りたい
というものです。
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一日、10万円を売り上げれば
月に220万円の売上が作れます。
客単価が1万円なので
計算上
一日10人の接客となります。
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話を聞いていると
一日、10人の接客をするのは
大変なようです。
何より誘客が難しいみたいです。
でもそこはline等で誘客するとのこと
※
でもこのline誘客って
なりすましが多いと聞きます。
本当は男性のマネージャーが
lineを打っている可能性が
高いと聞いたことがあります
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キャバ嬢さんのお話を聞きながら
僕が思ったこと…
それは
営業時間がどれくらいかわかりませんが
回転率を高めないと難しいのではない
でしょうか。
平均滞在時間はどれくらいなのか
そこが気になります。
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さて、さて…
この後の会話が面白かった!です。
客数をどういじるか
そして
指名料を含めた客単価をどう上げるか、
またリピート率を上げるために
どのような販促を行うか
について先輩が後輩に教えていました。
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ちゃんと「ロイヤル客」を作ること!
しかし
ロイヤル客ばかりにかまけていると
新規客のリピートを促す接客が
出来なくなること
いずれにしても
男たちを「とりこにする」こと
などの策を話し合っていました。
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その話を聞きながら、僕は
つくづく「男ってバカだな~」
と思いました。
※
他人事のように
「男ってバカだな~」
と思いましたが、
冷静に考えると僕のこと???笑
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ちなみに一日に10人接客すると
とても疲れるそうです。
体力がないとキャバ嬢は務まらない
とのことのようです。
ふかふかソファに姿勢よく座る
必要があるためか、
腰を痛めているキャバ嬢さんも
多いようです。
なので彼女たちは
毎日3時間位、走ったり運動したり、
ヨガ教室に通ったり、
ボクシングジムに通ったりしている
そうです。
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先輩キャバ嬢さんは
ヨガの国際ライセンスを今年中に
取得するお積りとのこと。
キャバ嬢として働けるのも
残り数年と思い
資格を取ることを決めたそうです。
どのような職業の方も
ご苦労があるのですね。
P.S.
彼女たちは最終利益については
語らなかったです。
多分、
キャバクラは賃料と人件費という
固定費が高く
お酒や食べ物といった変動費は
少ないのだと思います。
その辺りまで加味して
お話し頂けたら
僕としてはとても勉強になったのかも…
なんて贅沢なことも思っちゃいます。
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改めて、キャバクラって…
話を聞いてもらいたいおじさんや
威張りたいイケイケの人や
説教癖のある人が行くのかな…
なんてことも思っちゃったり
しなくもないです。
だからかな〜
僕は特に行きたいと思いません。