大人の宿題


8月も終わりに近づいた
ある日のこと、

近所の図書館に行ってみると
小学校低学年の女の子と
そのお父さんが

それぞれの宿題(?)を
していました。


女の子は

ノートを開き
「う~ん。わからない」
とお父さんに
助けを求めるのですが、

お父さんは
「しー」
と注意するばかりで
自分の仕事
(パワーポイントで資料作り?)
に集中していました。


仕事に追われるお父さん、
お父さんに甘える女の子。

ほほえましいな~
と思いながら

僕は僕の
学生時代ことを考えました。


落ちこぼれの僕は

夏休みの宿題を
早めに終わらすことは
皆無でした。

早めに終わらせれば
それ以降気持ちが楽になり
夏休みをエンジョイできる
ことは分かっているのですが…

それが出来ない!!!


その頃の
僕の頭の中・行動を
思い出してみます。

・机について
勉強している姿を
想像するだけで、
嫌になってしまう
(深いため息ばかりつく)

・(あの頃は)
学ぶ楽しさや必要性を
感じていない

・机についたとしても、
すぐに気が散って
遊び始める

・学校が始まってから
友達の宿題を写させて
もらえば良いと
思い始める
(甘えが出てくる)

・学校の先生に怒られても
いいや、なんとなかる
と思い始める
(開き直り)

・心のどこかで
宿題のことを
気にしていながらも
夏休み中はひたすら
遊んでしまう。
(モヤモヤしながらも
時間だけが過ぎていく)

・何の充実感もないまま
密な青春が終わっていく…

すると残るのは
秋風と虚しさだけ…


話変わって…

大人は宿題を出して
もらえないですよね。

だからこそ

自分に対し、自分で
「大人の宿題」
を出さなくては
いけないのだと思います。


だけれど実際は…

経営者であれば

自社・自事業に関して
問題意識を持っており、

それに向けて
何か新しいことを
始めれば良いのでしょうけど…

なかなか手を付けられない

そんな方も多いのではないかと
想像します。


ここで一つ注意があります。

経営者が持っている
問題意識が果たして
正しいのかどうか
ということです。

事業を俯瞰して見れる
第三者にお願いしないと

現状に合わないことを
やってしまい、

良くない結果を
招くこともあります。


さて、さて、

経営者でない
大人でも

趣味でも、学びでも、
体力づくりでも、
人脈作りでも

なんでも良いので
「大人の宿題」を
自分に課した方が

人生が楽しい
ような気がします。


やる、やらないは
別にしても

「大人の宿題」
がなければ
自分の成長が遅れるだけ

ではないかと思うのです。

※学生時代の宿題さえ
満足に出来なかった
僕が言うな…

という真っ当なご意見は
華麗にスルーさせて頂きます


なりたい自分とのギャップ
が明らかで、

何から手を付けていくと良いか

が明確でないと
「大人の宿題」は
出せないはずなので

「大人の宿題」が
思い浮かばない人は、
まずはそこからだと
思います。


今の僕は

「大人の宿題」が
色々浮かんでいるけど
ほとんど実行できてない状態。

(う~ん、まずい)


「大人の宿題」を
定期的に出すことが出来、

その「大人の宿題」を
満足にこなしている方が
いるとすれば

それは立派な大人だと思います。

P.S.
大人になり切れない自分が
かなぴー

もうすぐ55歳。

いつになったら
宿題が満足に出来るように
なるのだろうか…

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