数字で把握するようにしよう
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僕が卒業した高校は
英語と数学のみ
学力別でクラス分け
されていました。
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さて、さて、
今でも頻繁に飲む
高校時代の友人を捕まえて
僕は
「相変わらずあんたは
頭悪いね。
アホじゃのー(笑)」
などとバカ話をしながら
飲んでいるのですが…
実は数学は
いつも彼より下の
クラスでした。
「人のことをバカに
する奴の方がバカ」
と言われますが、
これって僕のこと
だったようです。汗
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それくらい数字が
苦手な僕ですが、
自分のことは棚に上げて
書きます。
【経営者さんは自社の状況を
数字で把握するよう努めて下さい】
と…
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今、お金に困っている
事業者さんが急増しています。
理由を挙げると
きりがないのでやめておきますが、
金融機関への返済が
難しい先も多いようです。
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資金繰りに窮した場合
とにもかくにも
「金融機関から融資が受けられないか」
とか
「売上を上げるために販促を強化しよう」
とか
「補助金がもらえないか」
などと考える方もいるようですが
ここで一度立ち止まり、
・何故、この数年間、
売上がこのように
推移してきたのか?
・客数や客単価はどのように
変化しているのか?
・粗利率の変化は?
を確認し、
その要因について
考えて頂きたいのです。
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でないと、例えばですが、
店のサービスレベル低下が
売上低下の根本原因なのに
そこにメスを入れるわけでもなく
莫大な販促費をかけ
お客様を呼び込む。
しかし、来店されたお客様は
店に対しすぐに不満を抱かれるため
リピーターにはなって頂けない。
逆に「悪い意味での口コミ」を
広げることになってしまう
なんてことにもなりかねません。
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結局、
その場しのぎの
資金調達や販促ではなく
「本業を見直し強くすること」
それが絶対に必要だと
思うのです。
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そんなことを言うと、
「本業を強くするために
資金調達して急場をまずは凌いで
次に販促費をかけて売上を
上げようと考えているのです」
という声が聞こえてきそうですが、
「それはこれまでと
同じ思考ではないでしょうか?」
とお聞きしたい。
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もしこれまで
同じ思考を繰り返して
今があるのだったら
何かを変えなければ
いけないのではないでしょうか?
それを見極める
材料として、
自事業が置かれている状況を
数字で把握した方が
建設的だと思うのですが…
P.S.
無限の負のループ
そこから抜け出すのは
容易ではないと思います。
僕も同じ思考を持ち続け
何度も同じ悩みを
頂いてしまうことが
あります。
なかなか自分を変えるのは
難しいと痛感しています。
とほほ…